本日、初お目見えです!ポリカルポフって言うんですよね、これ?名前もろくに知りません。戦績、性能、武勇伝などなど、全く知りません。一見、遊園地の遊具のような愛嬌のある形で、とても兵器には見えませんが、これでも戦闘機らしいです。そう言えば最近どっかのメーカーから新しいキットが発売になってたなー。人気者なんだ、こいつ!
ミグと同じく、知り合いから¥500で買った特売品です。普通ならタダでやると言われても断るようなものですが、箱の中から「作ってくださいよ~」って聞こえたような気がして。(笑)
ロシア機つながり、ということで参りますんで、よろしくお願いします。
早速、仮組みをしてみます。うーん、予想通りですね!
でも、擦り合わせをしっかりやれば問題ない範囲ですね。図面と見比べてもミグほど外形のイビツさはなく、むしろ正確な形をしています。(ホッ)
ディテール上では、排気管が左右同じ本数モールドされているのですが、実機は左右非対称です。動翼のモールド、翼面のパネルライン等が不正確で、布張り表現が全くダメです。
コックピットはメーターパネルはOKですが、シートと操縦かん以外なーんもないので、この辺は適当にでっち上げる必要がありそうです。
あと、キャノピーが分厚くて実感を損ないますが、絞り出すかは思案のしどころです。基本的にはぼちぼちのキットだと思います。
いよいよ最後の仕上げです。
缶スプレーのスーパートップコート艶消しを紙コップに出して、ガルグレーを少量加えたものを全体にコートします。
上がコート前、下がコート後、若干しらけたような、黄ばんだような感じになったのが分りますか?
アップにするとこんな感じ。白っぽく見えることでスケールエフェクトを得ることが出来ます。通常、塗料に白を足して明度を上げるのですが、塗料の劣化層も併せて表現できるのでこの方法にしています。
更にウォッシングで汚れ度を上げていく訳ですが、使う塗料はエナメルや油彩ではありません。なぜなら、これらの溶剤はプラの成分を分解し、もろくしてしまうからです。あれこれ試した結果、ガンダムマーカーの「リアルタッチマーカー」にタミヤのアクリル溶剤(アルコール)で溶いたものを使用するのが一番安全で手軽であるという結論に達しました。
乾燥したら、クタクタにくたびれて殆ど削れなくなったスポンジ研磨材で表面を軽く研磨し、表面の艶に微妙な変化をつけます。ただし、あまり強く擦ると塗料が剥げてしまいますのでご注意ください。
排気のすす汚れや機体下部の汚れのひどい部分は、同じくGマーカーの「ウェザリングマーカー」を皿に出して乾燥させ粉状になったものを筆先にとって、少しずつこすり付けて行いました。要はパステルみなたいなもんです。
ところで、ペラは回っているように見えます???
残りのアンテナ支柱やピトー管を取り付けて完成です。アンテナ線は面倒なので張りません。因みにこのピトー管は極細のメッキパイプです。細すぎてパイプのようには見えませんが・・・(汗)
完成画像はまた明日あらためてということにしますが、撮影には画像のように空箱を組んだだけの簡易撮影ブースを使用しました。小汚いカッティングマットなんかが写らないし、かさばらず結構いいですよ。
この土日でようやく完成しました!画像が多いので2~3日に分けてアップさせていただきます。まずは、マスキングして赤を吹いた所からです。
なんかすごい色味になってます!
時間がないのでドライヤーで乾燥させます。そんで用済みになったテープさんたちに感謝を込めつつ、剥がして行きます。この瞬間が至福なんですよー!(笑)
じゃがじゃん!
うーん、いーじゃん、いーじゃん!
裏は完全フェイクです。本当は水色に赤い星マークですが、こっちの方がアクロ機のようでカッコいいでしょ!?
別途、塗装していた機首のエアーインテークを接着します。これで完全に山を越えホッと一息!
正面からの一葉。1/72ではオーバースケールぎみですが、雰囲気はあります。
休憩がてらベースを塗っておきます。ロシアングリーンを目指して調色したつもりがかなり暗くなっちゃいまして、しかも、折角のシャドーが分らなくなるぐらい濃く吹いてしまって、ちょっと失敗です・・・(汗)
まだ機体のマスキングが終わってないです。どうも一杯やっていい気分になってから作業すると、作業が適当になる上、すぐに眠くなっていかんですね。飲まなきゃいいんですが、やっぱ、そうはいきませんよねー?(笑)
昨日のマスキング手順(案)の検証してみました。
下の図をご覧下さい。一見良さそうに見えますがどうでしょう?
④まではいい調子で進められたのですが、⑤で、いざガイドに扇型を貼り付けようとすると、④の「○抜き」の直径が非常にシビアで少しでも大きすぎても、小さすぎてもガイドとしての用をなさなくなります。
結論は③までの工程はいけますが、④の「○抜き」をガイドに使うことは難しい、というより意味がなかったです。位置決めの方法は再考が必要ですね。