昨日に続いてヒートペンレポートを掲載します。
二番目のピットは「カッター」です。これは先がデザインナイフのようになっているビットで、その名の通り切り離しに使用するものです。
ただ単に切るだけではつまらないので、筋彫りが引けるかトライしました。最初は金ざしを当てて線を引くように手前に引いていたのですが、どうも線がヨレてしまうので、フリーハンドで押し切るようにビットを動かしたら結構真っ直ぐできました。長い線や緩やかな曲線は苦手ですが、慣れればこれはいけますよ。
ただ、深くしようとゆっくりビットを動かすとデロデロに溶けてしまうこともあるので、浅いと思えば後から刃物で彫りなおすことをお薦めします。あっ、それからこれも先が変形しやすいので注意が必要です。
それから、昨日の「ウェルダー編」で伸ばしランナーを当てずに筋彫りを埋めようとして失敗したので、改めてランナーを使ってエルロンのモールドを埋めてみることにしました。
結果はご覧の通り、ランナーの色の違いでかろうじて修正箇所がわかる程度、ほぼ完璧です。
斜めから見ると境目が全くないのが分ります。これで同キットのランナーを使用すれば
「初めから何もなかった」かのように修正できるでしょう。しかも臭いも少ないし、乾燥や硬化待ちの必要がないので、ここまで所要時間約15分、こりゃーほんと、いーですね!